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西郷さんシリーズ その35
2017年12月24日
双眼の虎「西郷よ、おれと来るんだ」
西郷「うむ、わかった...」
ポニーてる子「だめよ」
西郷「なぜだ」
てる子「なぜだと思う?」
虎「ふふふ、そりゃあ、あんたがこいつに惚れてるからさ」
西郷「そうなのか、ポニー?」
てる子「てる子って名前で呼んで」
虎「てる子、てる子、てるこーっ!」
てる子「あんたに頼んでやしないわよ」
虎「だって、おれ、てるちゃんのことがむかしっから...」
てる子「うふふ...そんなこと、とうの昔に感ずいてたわよ、あたし」
虎「だったら、なぜ...なぜ、いつもおれに冷たくするんだ?」
てる子「だってあたしが冷たくすればするほど、あんたがあたしをますます好きになるのがわかったからよ」
虎「え?と、いうことは、てる子、おまえもおれのことが...」
てる子「うふふ...しらなーい」
(てる子、駆け出す)
虎「あ、ま、まって...」
(虎、てる子のあとを追う)
西郷「.....」
虎&てる子「きゃははは...」
(ふたり、丘の上でたわむれる)
西郷「うむ...これでよし」
(西郷、ふたりを見、次いで天を仰ぐ)
と、いう感じの絵かな、今回は。