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マンガ傑作選その10

2012年10月23日

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そう、コスモスといったら思い浮かぶのはこの曲。

大学時代のとある晩、
場所はバイト先のスナック。

開店後3時間が経過してるというのに
お客さんが来る気配は全くなし。
ママさんとふたりきり。
とても気まずい雰囲気...

トイレも床も掃除してピカピカ、
グラスは洗って拭いてキラキラ、
ボトルはきれいに並べられてパリパリ。(ちょっと変?)

他になにかする仕事ってあったっけ?
何も思いつかない。

トントントン...ママさんはカウンター叩きながらイライラした様子。
小さな店の隅々にまでたちこめる凄まじく重苦しい空気...
沈黙がしばし続く。

ああ、何か言わなくちゃ...えっと...えっと...うう...

と、そのとき有線からこの曲が!

おれ「あ、聖子ちゃん...」
  「これ、聞いたことないです」
  「新曲かなあ...」

ママ「なんか、しっとりしてていいねぇ...」

おれ「は、はい、いいですよね...」

ぎしぎしかさかさの空気が一転して、さらさらのふわふわに,,,


そして、なんと!
曲が終るか終らないうち扉が開き、お客さんが一組!

ママとおれ「いらっしゃいませーっ!」

氷割りながら、「ひゃー、このことはきっと何年経っても忘れんばい...」
と思いました。

で、やっぱりそのとおり忘れませんでした。
それで、この場に書いてます。

あ、でも、その時にはまさかこの曲が「チャン、チャン、チャーン、チャチャチャチャッチャチャチャッチャッチャーン」(あ、これ”ライディーン”の出だしです)の人が作ったものだとは思いもよらなかったです。

今回の曲
松田聖子「ガラスの林檎」

この頃の聖子ちゃん、ちょっとブルース・リーみたい。

azisakakoji

 
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