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マンガ傑作選その13
2012年10月28日
ここ数年、ブリュッセルに滞在してるときに決まって行く市民プールの近くにポルトガル人がやってるスイーツ屋さんがある。
スイーツっていってもキラキラしたものはさっぱりなくて、家庭で作るような素朴なものばっかりだ。
日本でいうところの古い商店街につきものの、大福やおはぎなんかを数種類売ってる小さな和菓子屋さんに近い。
毎日毎日同じものを少しだけ作って少しだけ売って、少しだけ贅沢して暮らしてる感じの店だ。
そこに日本でなじみのあるカステラの、原型みたいなお菓子が売ってある。
そりゃあうまい。
プールに行った時には必ずといっていいほど買って帰って夕食の後食べる。
日本のカステラよりきめが粗くてごさごさした食感だけど、ぱさぱさではなく、しっとりとしている。
ポルトガルといったら今年103歳、現役の映画監督マノエル・ド・オリヴェイラがいる。
60過ぎてから本格的に撮り始め、70過ぎてからはほぼ年に一作のペース。
イーストウッドもびっくりだ。
100歳の時とった映画のタイトルが「ブロンド娘は過激に美しく」っていうんだからなあ、すごいなーっ。