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今日の絵(その30)

2012年04月26日

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今回まっぱで登場は、夜勤でくたくたになって朝の8時に自分ちに帰り着きシャワー浴びて身体拭いたとこで力尽きてそのままベッドに倒れこみお昼過ぎまで寝てしまった介護士のリリコさんです。来年90歳になる松本さんが彼女のためにと作ってくれた首飾りをいつもしてます。

投稿者 azisaka : 20:37

今日の絵(その29)

2012年04月23日

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ところで、今回登場は、「ジェット教」の伝道師、鹿田喬(シカタタカシ)さんです。
ジェット教の伝道師になるのにはひとつだけ条件つうか決まりごとがあって、それは名前が上から呼んでも下から呼んでも同じであることです。
丹下源太とか、那覇花とか、横田蛸代とか...
なんでまた、そういう風になってんっすかぁ?
って聞かれても、そんなのどこにも何にも記されてないし、年寄り達も知りゃあしないんですけど、むかしからそうしてるので今もそうしてるそうです。
で、もってこの鹿田さん、伝道仕事はうっちゃらかしてバンド活動に夢中です。
担当はベースです。
好きな音楽はこんなやつだそうです。

CHROMATICS 「INTO THE BLACK」

投稿者 azisaka : 19:59

今日の絵(その28)

2012年04月19日

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さて、この娘はいったいどういった素性のものでしょう?

01)ほっかむりをした昔風のどろぼうが盗品を包むようなふろしきを壁に貼るのをただひとつの生きるよすがとしているセキュリティ会社社長の娘さん。
02)Vネックの深さが絶妙よね!と洋品店やってる叔母にほめられたピンクのセーターを、その叔母の命日に着てる名門女子バレーチームの名セッター。
03)場の真ん中にいるよりか隅っこにいるほうがずいぶんと落ち着いて楽だと話す県立図書館司書のナツミさん。
04)さほど胸が大きくないので時々男の子と間違えられるのが以前はイヤだったんだけど、最近は間違えられたらどのように返してやろうかといろんなパターンを考えて楽しんでる粋な人。
05)「鼻がツンとしてリスみたい」と小4の頃好きだったジュン君に笑われたのをいつまでも気にしてひきずっていたのだけれど、その”リスっぽさ”をこそジュン君は愛していたのだと、昨日幼なじみのみよちゃんの報告で知り、とっても幸せになったエレベーターガール。
06)中也の「一つのメルヘン」みたいな”さらさら感”を出したかったんですよね、と、デザイナーにさらさら説明されてはいてみたら、なかなかにさらさらだったので、思わずさらさら買ってしまったスカートをはいてさらさらしてる更級沙羅さん。
07)わたしが手にしてるブレスレットは何でできてるでしょう?
イ)大瀬戸産のひじき
ロ)シチリア産のイカ墨
ハ)大牟田産の石炭
と、読者に変な質問して喜んでる若奥さん。
08)ベネズエラの女豹と恐れられた女子プロボクサーと異種格闘技戦を行い、勝利したもののバッティングによる事故で左眉の上に深い傷を負ってしまったシュートボクシング歴20年の歯科衛生士さん。
09)髪はほんとうは右分けなのに、無理矢理左分けにされて、いったいぜんたいあなたはどうしてこんな仕打ちをわたしに...?と、師匠の方を見てる茶人見習い。
10)桃のシャーベットでできた床に座ってるのにもかかわらず、ちっともお尻が冷たいという素振りをみせないので、アイスクリーム職人のオリヴィエにひとしきり感心されてる幼少の頃からよくすべって尻餅をついてる大豆山キナ子さん。

投稿者 azisaka : 06:49

今日の絵(その27)

2012年04月16日

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えっと、今回の絵はドクロディアに古来より伝わる民間の宗教「ジェット教」にまつわる人物や光景を描いた「ジェット・シリーズ」その1です。
ドクロディアには、海辺だとか田畑の脇、街の真ん中などあちこちにこのような堂というか庵みたいなやつがあって、お供えや祈祷、寄り合いや飲み会、勉強や遊びや昼寝など、なんでもかんでもに利用されます。
今回、右手奥のじいさんはご先祖様を思いひとり酒、その後ろのメガネのばあさんは家のクーラー故障で夕涼み、手前の座ってる二人のおばさんはいつもの四方山話、奥の婦人は太鼓叩いてダイエット、白いワンピの女の子と猫はついさっきケンカしたばかりでそっぽをむいてるところ、右手の父子は突然いなくなった母をたずねる旅の最中、左手の青年はお堂に集まったひとたちのことを「昼間っから仕事もせんとまったくだらしないやつらやなぁ...」と思いつつ煙草を巻いてるところです。

投稿者 azisaka : 05:52

今日の絵(その26)

2012年04月14日

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ポケットの携帯震えたので出てみるとそれは地元の新聞社からで、紙面連載のエッセイに挿絵を描いてくれないかという仕事の依頼だった。二年前のことだ。
「はい、いいですよ」と引き受けるとそれは、時代小説書く人の随筆で、内容は幕末の侍の生き様みたいなもんが中心になるだろうとのことだった。
「おお、それは面白そうだ、一気にやってしまおう」と、いくつか資料みたいなもの集めたら、原稿ひとつも読まないうち頼まれた十点さっさとやってしまって入稿した。
「え、もう全部!?」と驚かれたけど、ばっちり気に入ってもらえたので幸いだった。

さて、その時はいろんなお侍さんの姿(馬にのったり、会合したり...)をデジムナー技法で描いた。
「デジムナー技法って何やねん?」というと、随分とむかし編み出した技で、パソコン使って版画調のイラストを描くっていうものだ。
つまりデジタルな棟方志功、略してデジムナー!
なんか沖縄あたりの妖怪の名前みたいでいいでしょ?

と、そんなことすっかり忘れてたら、またその新聞社から電話があった。
なんでもこの連載エッセイを単行本化することになったので、ついては中の挿絵と表紙の絵を新たに描いてほしい。
絵柄はどちらも以前と同じ雰囲気のものを希望しているが、本のタイトルが連載時と同じ「たそがれ官兵衛」になるか別のものになるか未定なので、はっきり決まってからまた連絡します。とのことだった。

おお、久々のデジムナー仕事、しかも直木賞作家の初エッセイの表紙絵やん、うわーい、と小躍りした。
それで、連絡待ちながら、版画調でパキッとした表紙の絵の構想を練りまくっていた。
幕末の志士の顔のどアップ...馬で疾走する侍...寝酒する素浪人...

ところがいっこうにその連絡がない。
本のタイトルがなかなか決まらないのだ。
ありゃあ、もう出版予定の日にちにほとんど間がないやん...
と心配してたらやっとこさ打ち合わせしたいとの電話があったので、指定の喫茶店に出向いた。

「柚子は九年で」というタイトルになりました。
ついては、表紙の絵は版画調の具象の絵ではなく、抽象でいったほうが望ましいと思います。
と恐縮したような顔で言われた。

それ聞いて開いた口がふさがらなかった、ので自分の両手で無理矢理ふさいだ。
ふさぎながら、人の顔や車や草木など具体的なものなら頼まれりゃあいくらでも描くが、抽象画なんてもの描いたことないぞ、あちゃちゃーと困惑してしまった。

つうか、絵は絵なんだから同じだろうと、具象の絵描きに抽象画描いてくれって頼むのって、陸上は陸上なんだからと、砲丸投げの選手に棒高跳びに出てくれって頼むようなもんだ。

それで「ぼくは抽象なんてやったことないですし、やったとしても満足のいくものはできそうにありません。時間もほんの数日しかないし...ここは断らせてください。」
と、言おうとしたんだけど、言う前にそう言ってる自分の姿を思い描いたら「うっわあ、かっちょ悪ーっ!」っと思った。

思うと同時に、むかし読んだある茶人の話しを思い出した。
その話しってのはこんなんだ。
(けっこう長いので、さして時間に余裕がない人はここでいったん休憩)

~十七世紀の末近いころ、土佐ノ国の大名山ノ内候が江戸に参覲する際、自分の茶の宗匠を連れてゆこうと思った。宗匠はお伴したくなかった。第一彼は士分の者ではなかったし、江戸は土佐のように静かな自分の性に合ったところではなかった。土佐でこそ自分は人にもよく知られ多くの知己もあった。江戸に行けばなにか悪党と面倒をひき起して、自分のみならず主家の体面に関わるような事になりそうな気がした。そうとすればこの旅ははなはだ冒険になるので、彼は少しも引受けたくなかった。
 しかし、主君はしきりに随従を説いて、宗匠の異存を聞き入れようとしなかった。というのはこの者はその道で実際すぐれていたからだ。おそらくは主君は彼を大名仲間に誇示しようという密かな野心を懐いていたのであろう。主君の懇望に、それは事実上命令だが、この上逆らい難く、宗匠は自分の茶人衣裳を脱いで大小を携える侍姿になった。
 江戸滞留中、彼は多く主人たる人の屋敷内に閉じ籠っていた。ある日、主君は彼に外へ見物にゆく許しを与えた。侍の風をして宗匠は上野不忍池の畔を訪れたが、そこで石に掛けて休んでいる風体の悪い侍を見つけた。彼はこの男の顔つきが気にいらなかった。しかし、避けようもないので進んで行った。男はていねいに彼を呼びかけて『貴殿は土佐の侍と、お見受けするが、一手合せてお手並み拝見できればかたじけないと存じます。』
 土佐のこの茶匠は旅の始めから、こういった邂逅を心配していたのだった。いま、最も質の悪い浪人とぶつかって、彼はどうしていいか判らなかった。しかし、正直に答えた。
 『私はこういう服装はしているが正しい士分ではない。茶の湯の稽古を職としているもので、刀の技にかけてはとうてい貴殿のお相手ができようとは思いません。』しかし、浪人の真の腹は十分その弱点を知り抜いたこの犠牲者から金を強請(ゆす)ることにあったから、彼は土佐の茶匠にいっそう強くせまってきた。
 浪人の悪企みの爪牙からのがれられぬと観念した茶匠は敵の刃にたおれる覚悟をした。しかし、彼は藩公の名を傷つけるような犬死にはしたくなかった。不意に彼は、いましがた、上野の近くのある剣道指南の道場の前を通ったことを思い出した。そこで彼はその師範のところへ行って、こういう場合の刀の正しい使い方と遁れられぬ死の立派な遂げかたとについて尋ねたいと思った。彼は浪人にいった。
 『それほど強ってといわれるなら、おたがいに武道の腕を試そう。しかし、私は主君の御用を帯びているからまず復命しなければならぬ。ここに立戻って貴殿と会うまでには幾らかの暇もかかろう。それだけの余裕はぜひ戴きたい。』
 浪人は承知した。そこで宗匠は急いで前述の道場に行って、その先生に火急にお会いしたいと申し入れた。門番は彼が紹介状を持っていないのでその頼みを聴き入れることに多少躊躇したが、彼のどの言葉にも、どの身の挙動(こなし)にも、客の望みの由々しさがおのずと表われているのを読んで、主人のところへ通そうと意を決した。
 主(あるじ)は宗匠が一部始終を語るのを、ことに、侍らしい死にかたをしたいと真剣に述べるのを、静かに耳を傾けて聴いた。この剣士はいった。『私のところへくる弟子たちがいつも知りたがるのは、刀の使いかたであって、死にかたではありません。貴方はまことに特殊な例です。だが、貴方に死にかたを御教示する前に、御茶人ということですから、一服点てて戴きましょうか。』土佐の茶人にとっては、これがおそらくは心ゆくまで茶の湯を行える最後の機会と思えばこの主のために茶を点てることは願ったり叶ったりといってよかった。宗匠は自分の悲劇の近づいてるのもまったく忘れ、静かに茶の湯の支度をすすめ、茶の湯の順序をことごとく仕通した。まるで、いまその一事が陽の下においてわが身に最も由々しいかかわりがある唯一の仕事であるかのようだった。剣士は普通意識の皮相な擾(さわ)がしさをことごとく一掃した茶人の集注的な心境に深く感銘した。彼は膝を打って心から同感の意を表した。
 『その通りです。死ぬ技などおぼえる必要はありません。貴方のただいまの御心境はいかなる剣士と闘っても十分です。無法な浪人とお会いになったら、こういう風におやりなさい。まず、自分は客に茶を点てているのだと考えるのですね。鄭重に彼に挨拶をして、遅参をわび、勝負をする仕度がまったくできたことをお告げなさい。羽織を脱いだらこれを注意して畳み、貴方がお茶にかかる時なさるように、その上に扇子をお置きなさい。さて、鉢巻きをして、襷をかけ、袴の股立(ももだち)をお取りなさい。これですぐ仕事を始めてよいだけの仕度ができました。刀を抜いて頭の上にたかく上げて相手を打ち倒す用意をし、眼を閉じて闘うために心をお鎮めなさい。相手の掛声を聞いたら、その刀で相手を打つのです。おそらくこれは相打ちに終るでしょう。』茶人は主人の教えを厚く謝して、相手と会う約束をした場所に立ち戻った。
 彼は剣士の与えた忠告を周到に守って、自分の友人に茶を点てるときと同じ心構えをとった。彼が浪人にむかって太刀をかざして立ったとき、浪人は目前にまったく別の人格を見た。彼は掛声を掛ける機(おり)がなかった。どこからどう、この茶人に打って掛かっていいか判らなかった。茶人はいまや彼には「無畏」の、すなわち、「無意識」の体現者として現れた。浪人は相手の方に進むかわりに、一歩一歩後退って、ついに叫んだ。『参った、参った。』そして、太刀を投げ、身を地に平伏して、無体な願いひらにお許し下さいといって、急いでその場を立ち去った。
(鈴木大拙「禅と日本文化」より)

と、やたら引用がながくなったが、つまりこの話しを思い出し、茶人が剣術できるんなら、具象絵描きが抽象できるやろうと思ったのである。
(「そんなん、立場やレベルや格が、ぜーんぜん違うやーん!」というのは、この際置いといて...)

それで、「そうですよねーっ、このタイトルならやっぱ具象っつうより抽象的なもんがいいっすよねーっ、何とかやってみまーす」といって引き受けた。

と、いうわけで、今目の前に真っ白いカンバスがある。
ふつうならばその隣、今から描く絵のモチーフとなるべき、人の姿や静物、風景なんかの写真を切り貼りした厚紙が立てかけてあるんだけど、今日に限ってはそんなものはない。

「えっと、どうしようかな...」
「”柚子は九年で”だろ...」
「柚子の最初ってのは種か...種、種...」
「種は土に蒔くよな、土がないことには柚子も育たんよな、土、土...」
「おお、まずは、土を描いてみよう!」

と、そんなわけで画面いっぱいを土で塗り固めることからはじめた。

「土ってのは、葉っぱが腐ってんのとか、石っころとか虫の死骸なんかいろいろ混じりあってるから、いろんな色つかって深みのある茶色の面にせんといかんよなあ...」
「ううむ、しかしこれじゃあ、全面焦げ茶で暗いよなあ、ちょっと削って新芽みたいに鮮やかな緑を足してみようか...」
「おお、この緑はいい!いいけど、ちょっと明るすぎて落ち着きがないよなあ、彩度をさげてみるかなあ...」
「あらら、こんなになってきた...それならやっぱり...」
「ふんふん、そうか...」
「ははーん...」
「ほぉ...」
「.....」

だんだんと、ことばがなくなってくる。
思考が頭まで上らず、手の内でとまってきたからだ。
手が脳みそになった感じ。
こうなってくるとしめたもので集注さえしてれば、つったかつったか、筆だけが進む。

そうやってできたのが冒頭の絵だ。

まあ、どっかで見た風の、よくある感じの抽象画だけど、編集の人も装丁家の人も、そして作者もけっこう気に入ってくれた。

絵自体は付け焼き刃で、無論しょぼいのだけど、「柚子は九年で」という随筆集の表紙を飾るものとしては悪くはなかったということだ。

無法な浪人に斬られずにすんだ。


投稿者 azisaka : 08:15

今日の絵(その25)

2012年04月12日

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今回登場は左官屋さんです。
「クオレ」に出てくるような左官屋さんです。

投稿者 azisaka : 08:21

今日の絵(その24)

2012年04月08日

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午前中ひと仕事して、お昼になってソーキそば作って食べてたら、「せっかくこんなに良いお天気なんだからお風呂の掃除をしよう!」という心地になったので、食器洗って発酵ウコン茶飲んだあと、二時間くらいかけて、お風呂隅々までピッカピカにして、なかなか疲れて、ベッドに横になってたら、いつの間にやらまどろんで、夢を見たような見ないような、深く寝たような寝ないよな...とそんな具合にうつらうつらしてたら何やら気配がしたので、ゆっくり瞼開いたら、久しく会ってなかった恋人が微笑んで私のこと見てたの、って感じの絵です、今回は。

で、そんな二人にいきなりこの曲!
川本真琴 「1/2 」

投稿者 azisaka : 21:27

今日の絵(その23)

2012年04月05日

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インディゴ染めの鹿革のパジャマ(胸の稲妻マークはソーダ味の砂糖菓子)を着た北川さんと紫色の腹巻きの中でハムスター飼ってる助手のエリザベットさんが、今回の絵のモデルです。

実はこの二人、あんましそんな風には見えないけど、今ベルギーはブリュッセルの場末にあるレコーディングスタジオで現地の若者からなるバンドのライブ演奏を聴いてるとこです。

どんなんかというと、こんなんです。

Newtown「Hide and Seek」

投稿者 azisaka : 17:36

今回の絵(その22)

2012年04月02日

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今回の絵に登場は、スナイパーのモトコさんです。
狙撃を命じられた悪いお金持ちのクルーザーが浮かぶおっきな湖にどうにか辿り着いたのはいいのですが、3日間ずっと運転しっぱなしだったので、いい加減疲れちゃって、その間後ろでずっと寝てたのにもかかわらず、まだいっこうに起きる気配のない相方に堪忍袋の緒がプツリ切れてしまって、無理矢理揺り起こして、ひとこと文句を浴びせてやろうと思って振り向いたら、彼の寝顔がとてもきれいだったので、思わず勢いが削がれじっと見とれていたら、ふいに彼が眼を開けました。

その彼の瞳に映ったモトコさんの姿を写し取ったのが上の絵です。

さて、そんな二人の気配を感じたカーラジオが道路交通情報途中で止めて奏でるのはこんな曲。
Mirah「Don't Die in Me」

投稿者 azisaka : 06:48