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デジムナーその3

2013年04月30日

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花魁といったら高橋由一ですけど、その由一や岸田劉生、西洋でいうとオットー・ディクスなんかが描くような、”でろり”とした絵っていいですよね。
すごく不気味で、夜トイレ行く時の廊下には決して掛かっていてほしくないような絵。
イケアの家具やユニクロの服に不釣り合いで、商品のパッケージや企業の広告なんかにはとうてい使われないような、とてつもなく生々しい絵。

投稿者 azisaka : 06:33

マンガ傑作選その66

2013年04月29日

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「今夜は格助詞会?」
「ううん、そんなに立派な助詞会じゃないのよ...」
「あら、それじゃ何かの並立助詞会なのね」
「ううん、それも違うの。今晩のは接続助詞会...しかもその副助詞会よ」
「あらまあ、そんな助詞会なんてもう終助詞会にしてほしいわね」

投稿者 azisaka : 18:29

マンガ傑作選その65

2013年04月28日

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他所の方にはあんまし馴染みがないかもしれませんが、”ミヤマキリシマ”っていうのは九州各地の高山に自生するツツジの一種のことです。

投稿者 azisaka : 20:41

デジムナーその2

2013年04月23日

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今回のデジムナー絵、元は友達のブティックのDM用に描いたものなんですけど、ボツってしまったのでその腹いせに、表情を幾分か険しくして、色を渋くし、花をどくろに描き変えたものです。

描きなおす前は
「あら、待ってたのよ、遅かったのね...うふん」
度が高かったんですが、描きなおした後では
「ふう、まだ、いたの?早く帰ってよ」
度がそれをやや上回ってる感があります。

しかし、見ようによっては、
「ちょっと待っててね、シャワーしてくるから...」
と、とれないこともないし、はたまた
「ふふ、そのブランデー、青酸カリが入ってたのよ,,,」
という面持ちにも見えます。
ひゃああ。

投稿者 azisaka : 08:46

マンガ傑作選その64

2013年04月22日

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この部長さん、同僚や部下の結婚式の時はかならずランシャツ一枚で出席するそうです。
そうして宴が最高潮に達するのを見計らい、無断でステージに駆け上がったかと思うと、皆の制止を振り払い、高らかに”乾杯”を絶唱するそうです。
ほんのちょっと、見てみたいですよね。

投稿者 azisaka : 17:51

マンガ傑作選その63

2013年04月21日

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わーっ、ものすごーっく面白いっ!

投稿者 azisaka : 08:08

今日の絵、その5

2013年04月20日

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少しだけ好評の「神話伝説シリーズ」の中のほんの微かに好評の「禁断の花を摘んだがために天地が怒ってしまったシリーズ」のその2です。

ついでになんですが、ニューヨーク在住のドキュメンタリー作家・想田和弘が、改憲問題について、何とか人に伝わるようにと、平易な言葉でわかりやすく、ほんとうに心を尽くして語っています。
小川紳介や土本典昭や佐藤真(みんな死んでしまった)が読んだら、ひと言「よし!」と言ってうなずくと思います。
皆さん、いろいろとお忙しいでしょうが、この場に訪れたのも何かの縁、ここはお茶でも入れてぜひとも読んでいただきたいと思います。
(ほんとに時間のない方は、せめて第3回目だけでも)

法律が大の苦手な僕が改憲問題を論じる必要に迫られる理由 第1回

第2回

第3回

投稿者 azisaka : 12:56

マンガ傑作選その62

2013年04月19日

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さて、いつも上司にいびられてる田所さん、意を決して、というか気まぐれに何となく真ん中のボタンを押してみることにしたのですが、さてこれ押すとどうなるでしょう?

01)上司のいびりがさらにエスカレートする
02)同僚からもいびられるようになる
03)それどころか後輩からも邪険に扱われはじめる
04)扉が開かずに長い間閉じ込められてしまう
05)扉が開くと血走った目の土佐犬がいて噛みつかれる
06)天井がぱかっと開いて獰猛なシャモが飛びかかってくる
07)床がすっと開き、クロコダイルがうようよの地下室に落とされる
08)どこも開かないのに、むかし捨て去った女の怨霊に首を絞められる
09)なにも起こらない
10)不甲斐ない己自身と闘おうという気持ちになる
11)この世の、人を不幸にするようなシステムと闘おうという気になる。

(答え)以下の歌が流れる

おれは秘密を持っているぞ
おとつい母さんに買ってもらった
でっかい粒のあめ玉のことさ
お前なんかにゃやんないぜ♪

投稿者 azisaka : 06:40

ライブのお知らせ

2013年04月18日

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今やってる絵箱展の記念イヴェント(ってほど大げさなもんじゃないですけど)として、このほどライブ(と飲み会)をひらくことになりました。

歌ってもらうのは、本の装丁やってる姉貴分の友人(興がのったらスナックのカウンターに飛び乗ってちあきなおみを絶唱する)が「あんた、このふたりなかなかいいけん」といってどっかからか見つけてきた男女二人組です。

ハートランドっていう名前で、ああ、他に何かいいバンド名なかったんかいなあ、とつい横槍のふたつかみっつ入れたくもなるのですが、飲み会の席で気が合って「じゃあふたりでコンビ組んでやろうぜ!」となったときに手にしてたビールの銘柄が”ハートランド”だったのが謂れと聞けば、うん、うん、それしかないと納得です。

このハートランド、佐賀を足場にあちこち出向いて活動してて、歌とエレキベースの一風変わった取り合わせです。
歌詞がいかしてて、歌も演奏もなかなか味わい深く、素朴な人柄がナイスで、いっしょに飲んでてもひじょうに楽しい2人です。

YouTubeで見ることができます。
ハートランド

もしもお急ぎの方は、ベースの仁さん(布袋寅泰を少し縮めてたくさん優しくしたみたい)のイントロがちょっぴり長いので、最初はボーカルのななこ(佐賀弁まるだし)が登場する4分過ぎくらいからお聞きになってもきっと許してくれると思います。

さて、今回のライブ(その後で飲み会)、会費はひとり千円(すみません、場所代とギャラです)で、食べ物や飲み物は持ち寄り形式にしようと思います。(子供や赤ん坊はもちろん無料です)
それぞれが自分が飲み食いする分を持参して、皆で分け合うという寸法です。
手料理たくさん持って来ていただけたらそりゃあうれしいですし、むろん、来がけにコンビニで唐揚げやスナック買ってきていただいてもかまいません。
(ぼくは豆料理と玄米ピラフあたりでいこうと思ってます)

詳細は以下の通りです。

ロンド開店&アジサカ絵箱展開催記念
ハートランドライブ
(日時)4月27日(土)18時30分開場、19時開演
(会費)1000円 (すまん、飲み物か食べ物を数品持って来てください)
(場所)福岡市中央区大手門3丁目12-12 BLDG64 2F(地下鉄 大濠公園駅近く)

ライブ終了後、21時くらいから24時くらいまで飲み会になる予定です。
途中参加でもいっこうにかまいません。

と、いうわけで、「ああ、そいじゃあ餃子とビールでも買っていってみようかな」と思われた方は面倒ですが、一応以下のメルアドまで名前と人数をお知らせください。
むろん、当日にいきなり参加でもかまいません。

azisaka@nifty.com


投稿者 azisaka : 09:20

今日の絵、その4

2013年04月17日

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好評の(ほんとかなあ...)神話伝説シリーズその4です。
いつもはキャンバスの上に描くのですが、今回は板の上に描いてみました。
って言ったってパソコン画面ではわかりゃあしないですよね...

投稿者 azisaka : 10:29

マンガ傑作選その60

2013年04月15日

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いきなり、こんなとこですみません。

TPPが妥結されたらほんとうに日本はたいへんなことになってしまうということで、ちょっとした知り合いが中心となって来月の5月5日(日)、孫崎享さんと山田正彦さんを博多に呼んで講演をやっていただくことになりました。

「ったって、わたしTPPっていまいちようわからーん」という人は以下のYouTubeをごらんください。可能な限り短くわかりやすく説明してあります。
「サルでもわかるTPPがヤバい9つの理由」

(これを見て、少しでも心動いた人は、この映像の下敷きになった本”「サルでもわかるTPP」安田美絵”をまずは読んでみてください。)

さて、今回のこの講演会ですが、「TPP、そら、なんね?トーク」と題し、新聞やテレビを見たってちっともよくわからないこの協定について、反TPPの中心的な人物であるお二人に、身近な問題から日本の未来までびしばし語っていただくというものです。

「おう、そいじゃあ、行ってみようかな」と思われた方は以下のHPをごらんください。
詳細がわかるとともに、参加申し込みができます。

「TPP、そら、なんね?トーク」

そいでもって、「うむ、これはみんなにも教えんといかん」と思われた方は、どうかメールやツイッター等で広く周りの人間にもお知らせ下さい。
よろしくお願いいたします。

アジサカコウジ(遺伝子組み換えでない)

投稿者 azisaka : 09:02

今日の絵、その3

2013年04月11日

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さて今回の絵は、今年の桜の開花と同時に威勢良く始まった「神話伝説シリーズ」、そのさらに中にある小シリーズ、名付けて「禁断の花を摘んだがために天地が怒ってしまったシリーズ」(長っ)のその1です。

相当にむかし、小1か小2くらいの頃、妹とふたり町の本屋に行って、生まれて初めてマンガコミックっていうやつを買った。

その時ぼくが買ったのは「ハリスの旋風」の4巻(なぜ1巻じゃなかったのかというと、同じ値段でその巻が一番ぶ厚くて得だと思ったから)で、妹が買ったのがマーガレットコミックの「あのねミミちゃん」だった。

で、記憶の中のずうっと奥に今も元気で暮らしてる、そのミミちゃんに、今回の女の子は似てるという気がします。


投稿者 azisaka : 21:10

マンガ傑作選その59

2013年04月10日

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さてここで問題です。
このモコモコ帽、素材は何でできてるのでしょう?

01)モコモコの木の樹液を固めたもの
02)モコモコ星人が残したなぞの物体
03)モコモコ湖のモコモコ藻
04)プールのコースを区切るために浮かんでるやつ
05)なんと千度のインドの粘土
06)バナナ
07)ゴーダチーズ
08)トッポギ
09)うまか棒
10)芋ようかん

(答え)モコモコ夫人のため息

投稿者 azisaka : 07:31

デジムナーその1

2013年04月08日

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デジムナーってのは、パソコンを使って版画調に仕上げたイラストのことで、”デジタル棟方志功”の略です。
たまに、このような仕事が舞い込みます。
(上のは葉室麟さん新聞連載随筆用)

やってて非常にたのしいです。
ほんとうの木版みたいな風合いは出やしないのですが、デジタル作品なので、でっかく引き延ばしてつかうことができます。

Tシャツ用に描いたものが、「おお、この絵なかなかロックでいいやん!」ということでライブの垂れ幕になったりします。

さて、映像を見ていただいた人の中には「この歌っている人ったら、”やかましい”とか”うるさい”とか言って、お客さんに対して失礼だなあ」と思う人もひょっとするといるかもしれません。
けど、ファンの人たちはそんなのこそがうれしいのだそうです。

投稿者 azisaka : 18:33

2013年04月08日

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「わあ、いきなり目が見えなくなっちゃったーっ」

「こんな不幸な目にあったら女の子はしくしく泣くもんなんだろうけど、なんか変、涙がぜんぜん流れて来ないわ」

「見えない目には涙を作ることができないのかしら...」

「ひゃっはっはーっ、お前、なんにも知らないんだな」

「わあ、誰?」

「猫だ」

「猫?わー、猫がしゃべってるーっ」

「聞け。お前の涙が出てこないのは、今が泣くべき時ではないからだ」

「え?」

「お前は視力と引き換えに、大きな能力を授かったのだ」

「のうりょく...?何の?」

「おれら猫族を自由自在に操ることができる能力だ」

「えーっ!?」

「はい、ラッパ」

「あ、どうも...」

「ちょいと、吹いてみな」

「ププーッ」

「.....」

「あっ...わわわわわ...」

「な、なんかいっぱい、集まってきたーっ!」

「猫たちだ」

「わあ...」

「よし...」

「え?」

「出発だ」

「おれらを率いて西へ進め」


と、いう感じの絵が神話伝説シリーズその2です。


投稿者 azisaka : 09:40

マンガ傑作選その58

2013年04月02日

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他所の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、福岡に朝倉っていう土地があります。
現役で活躍する水車群でけっこう有名です。
そこの水車たち、二百年以上前からずっと、田畑に水を送り続けてるそうです。
大したもんだと思います。

投稿者 azisaka : 07:38