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DOCLOLA(その7)

2013年06月30日

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投稿者 azisaka : 07:50

今日の絵、その17

2013年06月27日

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「俺と青空とバイク風田植え機の歌」

ブロンブロンブロロロン
アーンアーンアアアアン
アクセル全開 ブロロロロロン
そりゃあ俺だって 田植えは自分の身体使って
うなじに焼け付く日差しを受けて
素足に血を吸う蛭野郎を受けて
腰をひんまげ くっくっくっくと くっくっくっくと
汗水垂らして やるべきことは 重々承知だ

けど ブロンブロンブロロロン
アーンアーンアアアアン
真っ赤なヘルメットがとびきり似合う ハニー
おまえと ライディング 一緒じゃなきゃ
はじまらないのさ 今年の田植え

だから とばすぜ このマシン
二人乗りの 二人だけの 
その名は 稲妻
田に刺さる

投稿者 azisaka : 08:51

デジムナーその10

2013年06月26日

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「はっ、卜伝殿、耳のそれはなんでござるか?」

「ぴゃあすという伴天連(バテレン)が身につける飾りじゃ」

「キラキラと美しゅうござりまする」

「うむ、ぎあまんでできておる」

「実に見事な細工ですなあ...」

「うむ、西洋にも腕のたつ職人がいるとみえる...」

「卜伝殿、拙者も欲しゅうござりまする」

「うむ...え、何?待て、こればかりは...」

「卜伝殿...」

「ううむ、ぬしには日頃から世話になっておるからのう...」

ぽきっ、ぽきっ

「はい、これ。先っちょの花の部分...」

「おお、いいのでござるか?その飾りで一番大切なところのようにお見受けするが...」

「気にするな、うぬと拙者の仲じゃ」

「かたじけない、この具教、家宝にいたしまする」

「卜伝殿...」

「うむ、いかがいたした?」

「拙者はたと思ったのですが、そのぴゃあすとやら、今となっては姿が切支丹のクルスにそっくりでござる」

「ううむ、確かにそのとおりじゃ...これはいらぬ嫌疑をかけられかねぬのう...」

「かたじけない...拙者がいたらぬ所望をしたばかりに...」

「いやいや、己が決めてやったこと、詫びるには及ばぬ...おお、そうじゃ」

ぽきっ、ぽきっ

「これでどうじゃろう?」

「おお、+が卜の形に成りもうした!」

「何やら自分の名前をぶらさげているようで面映いが、粋狂でいいのう...」

「ええ、とてもよくお似合いです、卜伝殿...」


「と、まあ、あたしがおじいちゃんから聞いた話しってのはざっとこんな感じね...」

「へえ、そうだったのかあ...そして、その時、二回目に折った部分が、当時卜伝さんの身の回りの世話をしてた奉公人、つまりあたしらの遠い先祖に長い勤めの褒美として授けられた。って、そういうワケね」

「うん、そういうワケ。あとになってふたつの欠片は特製の漆の小箱に入れられて、ずうっと代々、この家の家宝として受け継がれてきたの」

「でもさあ、そんな大事なもの、なんでまたお父さんったら自分のヘルメットにボンドで貼っつけちゃたりしたんだろう...?」

「ああ、それはね...ほら、父さんったら若い自分、モトクロスに夢中だったじゃない?」

「うん、あたしはまだちっちゃかったんでよく憶えてないけど...」

「で、あるとき、世界大会に出ることになったのよ」

「わあ、すごいじゃない!」

「うん、まあね...で、何が何でも入賞したいもんだから、縁起をかつぐために、みんなに内緒で、家長の特権だとか何とか言って...あれ貼っちゃったのよ...」

「え?どういうこと、ワケわかんない...」

「ほら、この破片って元は十字架だったじゃない...」

「うん、元っつうか、途中一瞬だけだけど...」

「だからさ、元クルス=モトクロス」

「...ごめん、姉さん、あたし笑わなくていいかな...」

投稿者 azisaka : 20:49

マンガ傑作選その86

2013年06月25日

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ちなみにうちには電子レンジがないので、解凍チンじゃなくて解凍サン(日当りのいい場所に出しておく)です。
時間ないときは蒸します。

投稿者 azisaka : 06:10

今日の絵、その16

2013年06月23日

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あー、シゲちゃん、首、折っちゃったんだ?

うん、なんかねえ、ボキってやりたくなっちゃったのよねえ...

でも、それってさあ、自分で苦労して作った槐多人形だろう?

うん、あたし村山槐多大好き!

なのに、なんで壊しちゃったのさあ?

うん、なんかねえ、どうしようもなくポキってやりたくなっちゃったのよねえ...

ふーん

あれ、もう行くの?

うん...

いっしょに遊んでいかないの?

うん...だってシゲちゃん、おっかない...

投稿者 azisaka : 21:09

マンガ傑作選その85

2013年06月20日

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投稿者 azisaka : 13:41

DOCLOLA(その6)

2013年06月19日

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今回のドクローラ、背景を黒にしたら、なんかピンズみたいになっちゃいました。
おお、PINSといえば!
マンチェスターの女子4人組!
いかすぜっ!

PINS 「LUVU4LYF」

投稿者 azisaka : 17:53

今日の絵、その15

2013年06月18日

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えっと、今回登場は、けっこう酔っぱらかってる志井桜伊寿斗さんです。
口にしてるのはタバコじゃなくて、乾燥トッポギです。
志井桜さんは李氏朝鮮で王族に仕えてる陶工なんですが、最近、後進がうまく育ってくれないので、ああ、この窯もおれの代でおしまいだあーっ、とやけ酒を毎晩かっくらっているのです。

「ああ、それは、いかんなあ、酒におぼれちゃあ...」と皆さんお思いになるかもしれませんが、数年前、となりの国から豊臣秀吉って侍の軍隊がやってきて、志井桜さんの仲間の陶工をたくさん連行して帰っていったので、壊滅的に人材が不足しているのでした。
そんなわけで、酒に走るのも無理なからぬことなんです。

ところで、連行されていった朝鮮人の陶工数十名は薩摩の島津家の元、苗代川に留め置かれたのですが、じきに地元の土を使い焼き物を作り始めます。
今で言う、薩摩焼のはじまりです。

そんな陶工の中に沈家の人々がいました。
幕末には十二代、壽官という焼き物の天才を輩出します。

以降、この窯は沈壽官窯を名乗り、現在もその火は燃え続けているのですが、何年か前、薩摩釦といって白薩摩に絵付けしたボタン(かつて倒幕運動の軍資金を得んがため、海外輸出用に制作されていた)を新たに作りました。

今の十五代がデザインしたものなんだそうですけど、鈴など伝統的な形の物の中、ドクロの形のボタンがあります。
これが、とても味わい深い。
(上の写真です)

最近、消費欲ってもんがちっともないんですけど、これはとても欲しいなあ、と思いました。
だって、真一文字に結んだ口。
小さな土のかたまりの中にいろんなものが詰まっている。(という気がする)
手前勝手ながら、”故郷忘じがたく候”(by司馬遼太郎)度が高いという感じがする。

結局、手が出なかったですけど...


投稿者 azisaka : 07:32

デジムナーその9

2013年06月17日

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「こんにちは」
「あ、こんにちは」
「ここは、はじめてですか?」
「ええ」
「どうです、お気に召しました?」
「ええ、まあ...」
「めずらしい植物がいっぱいあるでしょう?」
「ええ...でも植物園だから、それは当然でしょう」

「は?つまり、あなたは、こういいたいのですか?”植物園にめずらしい植物があるのは当たり前”だと...」

「え、ええ、まあ....」

「じゃあ、動物園にはめずらしい動物がいるのが当たり前で、幼稚園にはめずらしい幼稚がいるのが当たり前っていう、そういうことですか?あなたがこのお口でおっしゃりたいのは...」

「うぐぐぐ、く、口を塞がないでくれえ...い、息が苦しい...」

「で、あなたの言い分だと、公園にはめずらしい公がいるってわけね?めずらしい公ってなんなのよ?わん公?エテ公?ポリ公?」

「うぐぐぐ...わ、わがりゅまじえん...」

「えっ、なに?」

「わ、わかりますえん...ご、ごめんなさい...」

「ふん、しょうもない男...」

「♪ラララー〜私は薔薇の花〜ルルルルー〜美しくって、棘いっぱい〜♪美しさには見とれていいわよどんな男も、お好きにどうぞ〜タリラッタタター〜♪でも、わたしがこの棘でさすのは一人前の男だけ〜棘の痛みをものともしない男だけ〜♪そうよ、つまりあなたじゃないのよ〜タリラリラララー〜さようなら〜♪」

投稿者 azisaka : 14:39

マンガ傑作選その84

2013年06月16日

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「このままじゃ、日本、ちょっとやばいよなあ...私らも何かせんとなぁ...」という思いから、そこいら辺の巷の有志数名が集まってはじまった”「そら、なんね?」プロジェクト”。
先日はこの場でも紹介したように、孫崎享さんと山田正彦さんの講演会を福岡で主催しました。

こういうことやるの初めてのシロウト集団ということで、どうなることやらと心配されたんですが、なかなか沢山の人に足を運んでもらい、まずまずの成功だった模様です。

さて、その”ソラナン”(勝手に略してすまん...)ですが、次回は、東電以外では初めて1号機内部を見た政治家の川内博史さんをお呼びして「原発の今と未来」について、話しをしてもらおうということになったそうです。

詳細は以下の通りです。
ご都合よろしければ、ぜひ。


川内博史講演会「カワウチは見た!」

なんだか世間は忘れがちですが、壊れた原発は、今どげんなっとうと?こないだ、ちょこっと川内さん撮影の映像をTVで見たけど、もの足りん!1号機の今を見ながら川内博史さんに思いっきり喋っていただきます。

●2013.6.29(土)13:30開場・14:00〜16:30
●福岡市立中央市民センター 2F 視聴覚室
福岡市中央区赤坂2-5-8
☎092-714-5521

■お申込み
①お名前 ②人数
を明記の上、下記アドレスに送信ください。
sora.nanne1355@gmail.com


■会費
▶事前お申込み:500円(税込)※お支払いは当日会場にて
▶当 日:700円(税込)
※当日会場へ直接お越しください。ただし、事前お申込の方を優先させていただきますので、お席がない場合もございます。何卒ご了承くださいませ。

■定員 先着65名(全席自由)
※定員になり次第、締め切らせていただきます。郵送でお申し込みの方には、こちらから連絡を差し上げます。

[川内さんからのメッセージ]
まずは「知ること」が、大事です!
明るい未来を作る為には、みんなが問題の所在を知ることが大事。この国の真実を知ることが、新しい時代の扉を開くことになります。みなさんは、私が語る真実に、衝撃を受けることになるでしょう。物語は、これから始まるのです。

[川内博史profile]
1961年11月2日鹿児島生まれ。蠍座、O型。
一宮幼稚園、中郡小、伊敷小、ラ・サール中、高卒。早稲田大学政治経済学部修了。銀行員、会社役員を経て政界へ。
1996年衆議院初当選。以来連続5期当選。
その間、衆議院国土交通委員長、文部科学委員長、沖縄北方特別委員長、科学技術特別委員長等を歴任。

投稿者 azisaka : 09:13

マンガ傑作選その83

2013年06月15日

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投稿者 azisaka : 08:30

DOCLOLA(その5)

2013年06月14日

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「あのさあ、なんで君、裸なん?」

「いいじゃん、好きでこうしてんだから...」

「ひとつ、質問があるんだけど...」

「いいわよ、どうぞ」

「寒さ暑さからはどうやったら逃れられる?」

「寒さも暑さもないところに行けばいいじゃん」

「寒さも暑さも両方ないとこってどこにある?」

「寒いときは寒い、暑いときは暑い」

投稿者 azisaka : 08:46

今日の絵、その14

2013年06月13日

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先日、「ガムランの般若心経」というコンサートのポスター用に絵を描きました。
上のやつがそれです。

詩人の伊藤比呂美さんが平明な日本語に訳した般若心経を、現代音楽家の藤枝守さん作の素敵な曲にあわせて歌うっていうコンサート、一度聞きに行ったことがあるのですが、すごく心地のいいものでした。

今回はそのガムラン版ということで、さらに心地良さそうです。
都合のよい方は、ぜひ聞きに行ってみてください。
心にさあーっと涼風が吹いてゆくと思います。

トランス・エスニック・コンサート
「ガムランの般若心経」

2013年6月28日(金) 18:30開場、19:00開演
九州大学大橋キャンパス・多次元ホール

詳しくはこちらです。


投稿者 azisaka : 14:08

マンガ傑作選その82

2013年06月12日

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投稿者 azisaka : 12:22

マンガ傑作選その81

2013年06月11日

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「で、おまえが古本屋...」って言った白シャツの友人と、この数ヶ月後につきあうことになるバイクとお茶とパンクと読書が趣味のトモちゃん。
次に彼女が熱中するのは(つまり白シャツの彼の生業ないしは趣味ということですが)何でしょう?

1)手芸
2)狩猟
3)昼寝
4)骨董
5)育児
6)変装
7)冒険
8)醸造
9)呪術

(答え)1〜9全部
ひゃーっ!
トモちゃん、いったい今度はどんな出で立ちに...?

投稿者 azisaka : 07:00

今日の絵、その13

2013年06月10日

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20代半ばパリに住み始めたとき、最初に映画館で見た映画がエミール・クストリッツァの「ジプシーの時」だった。
友人といっしょに見るつもりが、時間を間違えて同じ日の別々の時間帯に見た。

夕方、カフェで落ち合い、テラス席で「いい映画やったねえ」「ああ、ほんとにいい映画やった」と濃いボルドーを飲んだ。

以後、数年にわたって何度も”映画、その後カフェでワイン”というのをやった。
でも、(何でもそうだけど)最初の想い出がいちばん強い。
”パリ”と”映画”、このふたつの言葉が合わさった途端、身体全体にこの映像、この曲が流れ出す。

「ジプシーの時」

投稿者 azisaka : 07:36

デジムナーその8

2013年06月09日

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高校時代の水泳部は部員が少なかったので、自由形と背泳ぎと長距離を掛け持ちでやらんといけんかった。
長距離ってのは1500Mで、25Mのプールだと30往復だ。
ただただ懸命に泳ぎ続ける。
泳ぎ続けてると、たいてい千メートル過ぎたころから力が尽きて身体全体がまるで鉛みたいに重くなる。
そんな鉛の身体をあと残りの数百メートル、なんとか浮かせ前に進めるため、心の中で叫ぶ呪文のようなものがあった。

”ごん!”というのがそれだ。

「ごん!ごん!ごん!...」そう繰り返すことによって最後のゴールまで何とか気力をふりしぼることができた。

「”ごん”って何やねん?」というとそれは花巻村の百姓の権(ごん)のことだ。
白土三平のカムイ伝に登場する。
その死に様というのがすごい。

このマンガの主人公の一人に下人の正助がいる。
彼と出逢うことによってその知性と勇気を知り、共に活動をするようになるのが権である。

権は正助らと協力して大規模な百姓一揆を起こす。
起こした後、役人や商人の不正を暴くために首謀者のひとりとして自首する。

彼やその仲間は牢屋敷につながれ、拷問を受ける。

連日連夜の過酷な拷問...
そのあげくに正助が煮えたぎった鉛の鍋を顔に押し付けられそうになったとき、巨大な歯車からなる拷問具にしばりつけられていた権は叫ぶ。

「やめろ!」
「これ以上の拷問は許さん!」

そうして幕府名代の顔に唾をはきかける。

役人らは意地になり、そんな権をさらにはげしく責めようとする。
が、反対に権はそのとてつもない怪力で、つながれていた巨大歯車もそれを固定していた柱もぶっ壊してしまう。
そして言い放つ。

「こんなヤワな道具いつでもこわせたんだ!」
「それを今までだまっていたのは、うぬら侍も人間だと思っとったからだ...」
「だがもうゆるせん!!...いつでも一揆が起こる!!...」

さらに続ける

「もうひとつ...」
「こんな鉛で我らの心まで溶かすことはでけん!!」
「よっく見ておけい!!」

こう言うと彼は、鍋いっぱいに煮えたぎる鉛を一気に飲み干してしまう。
そうして仁王立ちのまま体全体からゴオオーッと火を噴き出し、そのまま倒れて死んでしまう。

マンガ本今までずいぶんたくさん読んだけど、最も眼に焼き付いているのがこの場面、このコマだ。


さて、話しが長くなってしまってすまん。
つまりは、こういうことだ。(相当なこじつけなんだけど...)

煮えたぎる鉛を飲み干すのに比べたら、泳ぎ疲れて鉛みたいに重くなった身体を前進させることなんて、まったく大したことではない。

「ごん!ごん!...」と叫ぶなら、尽きてしまうかに思えた力がまた湧いて出てくるのだ。


「またぁ...んなことあるわけないやん...」

と、訝るひとは、カムイ伝をまだ読んでないな。


投稿者 azisaka : 10:56

マンガ傑作選その80

2013年06月08日

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投稿者 azisaka : 10:55

DOCLOLA(その4)

2013年06月07日

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「はっはっはっはっはっはっ...」
「はーっはっはっはっは...」

「ちくしょう,,,何がおかしい」

「くーっくっくっくっ、世界屈指のスナイパーと恐れられたお前も、銃を取り上げられ、手足を縛られちゃあ、見る影もないな...」

「ううう、くそう...」

「ほお、くやしいか、くやしいだろう」
「さて、どうやって料理するかな...」
「われら一族の積年の恨み、じっくり晴らさせてもらおうぞ...」

「一族?」

「ああ、我らみるきぃ一族のな!」

「えーっ、あんたも、みるきぃ一族!」

「”あんたも”って、お前もそうなのか?」

「うん、ほら、ちょっと手首のとこよく見てご覧よ」

「あーっ」

「ねーっ!」

「いやぁ、殴ったり蹴ったり抓ったりしてすまなかった」

「いいよ、いいよ。」
「それより、うれしいなー」

「あー、そうだなあ、うれしいなあ」

「こんなとこで会えるなんてなぁ...」

投稿者 azisaka : 14:33

マンガ傑作選その79

2013年06月06日

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以前からずっと携帯温泉が欲しかったモトコさん(向かって左の、髪を後ろで結んだ人)、お店に行って最新の機種を購入しました。
今までになかった新機能が盛り沢山!
どんなのかというと、

1)露天風呂
2)男湯と女湯の入れ替えがワンタッチ
3)家族湯機能付き
4)背景イメージが八百通り選べる
5)温度調節が-50℃から200℃まで可能
6)温泉卵が3個できる(従来の機種は1個だけだった)
7)源泉掛け流し

1)〜2)はさして驚くに値しないのですが、7)の源泉掛け流しっていうのはすごいですよねーっ。
固定温泉ではなく携帯でこれやっちゃうんですから。
技術の進歩、めざまし過ぎっ。

投稿者 azisaka : 14:03

今日の絵、その12

2013年06月05日

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「いててて...」
「あ、ごめんなさい...」
「ったく、いったいなあ、なんでそんなことするんだよう」
「恋占いしようと思って...」
「あーん、恋占い?」
「そう、ほらあそこにお城が見えるでしょう?」
「あ、うん」
「あそこに住んでる王子様を好きになってしまったのよ、わたし」
「ふーん、そうなん?でも先方は君のこと知ってるん?」
「ええ、先週、舞踏会で会ったわ」
「一緒に踊った?」
「いいえ、わたしは給仕をしてたから...王侯貴族の身分ではないの」
「村の娘?」
「うん、そう」
「で、脈なんてあるん?王子、気があるそぶりでも見せた?」
「ええ」
「どんな?」
「”そこの君、シャギーなショートがお似合いだね”って...」
「おお、そう言ったのか?」
「ええ」
「ほお、それはなかなか脈があるな...」
「ええ、だから、あなたで恋占いを...」

「ふふふふ....」
「え、どうしたの?」
「村の娘よ」
「は?」
「その必要はない」
「えっ?」

「わらわは夜の女王」

「ひゃああ、花が....!」

「娘よ、よくぞ囚われのわが身を見つけ、魔王の呪縛から解き放ってくれた」

「ひゃああ、あなた人間だったのーっ」

「そう、わらわは夜の女王、昼の王子の心を操ることなど造作ない」

「きゃああ、わたしったら、ちょーラッキーっ!」

投稿者 azisaka : 07:24

マンガ傑作選その78

2013年06月04日

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大人気!つうか、中人気!
電髪セニョーラ!その5です。

電髪おばさん、非常にうざいっ。
非常にうざいんですけど、そんな頓狂な彼女らのおかげで夫婦の結びつきがより強まって 、ひいては婚姻関係が長持ちする大切な要因のひとつになってたりするんですよねっ、不思議と。

投稿者 azisaka : 22:24

マンガ傑作選その77

2013年06月03日

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投稿者 azisaka : 08:54

デジムナーその7

2013年06月02日

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数年前、事の成り行きで若手イラストレーターを中心としたグループ展に参加することになった。
「旧作を一点だけでも」ということだったんだけど、「なんかいつもと違うことをした方がいいよ」いう声(天の上からか地の底からかわかんないけど)がしたので、デジムナー技法(パソコンで版画風に描くイラスト)で描いた絵はがきを百枚作ることにした。
それを木の枝に糸で吊るして展示するのだ。

百枚くらいあったら、どうにか”たわわに”実ってるような感じになるだろうし、それくらい描いたらまあまあの充足感が得られるのではないかと思った。

で、いつもの仕事の合間に毎日5、6枚、ひと月で百枚描いて、実家の裏山で切らせてもらった木に吊るして展示した。

展示の後、はがきのほとんどは友人知人や絵を買ってくれた人なんかにあげてしまった。
あげちゃっても、ちっとも惜しくなかったからだ。
だって、データはパソコンの中にあるので、必要とあらばまたいつでもプリントアウトできる。

と、思ってたら、そのデータが入ったパソコンの上にコーヒーをこぼしてしまった。
それで、ほかのいろんなデータと同様、その百枚もすっかりなくなってしまった。

ほんとうの版画だったら彫った版木がある。
棟方志功先生がコーヒーやお茶やみそ汁こぼしても、「ありゃりゃあーっ」っといって、頭に巻いた手拭いで拭けばいい。
まあちょっとはすり減ったり、色付きが微妙に変化するかもしれんけど、それはそれで”味”になる。

でも、パソコンデータだったらば”ゼロ”、ぜろ”、”0”、まーったく何も残らない。

それで、けっこう悲しかった。
でも同時に、「いかさまの絵は、やっぱりいかさまの末路を辿るんやねえ」と、ひとり苦笑いをした。

今春、衣替えのついでに押し入れを整理してたら、その時の絵はがきが何枚か出てきた。
幸か不幸か、行き先がなかったやつだ。
それをスキャンして、ちょっぴり手を加えた。

そのひとつが今回のやつです。

投稿者 azisaka : 08:37

マンガ傑作選その76

2013年06月01日

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昭和の、のんびりした感じってなかなか良かったですよね。

投稿者 azisaka : 07:32